
ファシリテーター:大住哲による初心者さんからベテランさんまで参加できる講座です
写真研究会
ファシリテーター:Tetsu Osumi
日程
2025年
9月18日
木
~
毎月第3週 木曜日 18:30 - 20:00
※特別展の都合で変更になる月があります。
ロラン・バルトの明るい部屋を読もう
概要
2025年テーマ『写真とは何だという難題に向かって』
写真研究会は、発足の2025年度は、毎月違うゲスト講師をお招きし、さまざまな「写真(映像、画像を含む)」に関わる情報や意見、アイデアを交換する場にしようと考えています。写真の持つ魅力を学術や技術の要素を取り入れながら楽しむ時間としたいと思います。ゲストや企画についてもアイデアやご要望を募ります。
また、ご参加のみなさまにも、ひとつのテーマを持って取り組んでいただき、成果を発表していただく機会を用意しています。
「撮る」だけではない写真の魅力に触れる時間をともに楽しみましょう。
9月のお題は『ロラン・バルトの明るい部屋を読もう』です
写真論の古典とも言えるロラン・バルトの『明るい部屋』は写真の本質を学ぶ上で欠かせない本ではありますが、哲学者であるバルトによって書かれた本であるため、言い回しや表現が多少難解で一回読んだだけでは理解することが難しく、多くの読者を悩ませてきたと思います。
しかし、いったん理解してしまうと『写真』というものに対する見方が今までとは異なったものとなり、今までとは全く違う視点で撮影できるようになる可能性があります。
今回の研究会では、本書のすべてを解説するのではなく、それぞれの論点の中心になる章をある程度まとめ、それぞれの要点のみを解説する予定です。
全体の解釈ではなく、それぞれの中心的論点をわかりやすい言葉に置き換えて、今後の読書の指針にしてもらおうという趣旨です。
① 2章~4章
写真の分類の困難さ、表現的言語と批判的言語との乖離、主観をベースにした分析への移行
② 5章~6章
被写体と鑑賞者
③ 7章~9章
プンクトゥムへの序章
④10章 ~11章
ストゥディウムとプンクトゥムの導入
⑤12章~16章
写真の機能的なこと
⑥17章~24章
ストゥディウムとプンクトゥムの説明
ここまでが前半部分ですが、後半まで解説すると時間が無くなると思うので、今回は前半部分のそれぞれの章の要旨を解説したいと思います。
(今後の予定)
6月19日(木) | 講師 ストリート展グランプリ受賞者 Tetsu Osumiさんの発表 ・『東川国際写真フェスティバルに参加してみよう!』 ・ポートフォリオレビューチャレンジ・ポートフォリオって何? ・ポートフォリオレビューに参加するために必要な準備や経験談。 ・ストリート展、インディペンデンス展について紹介します。 |
7月17日(木) | 写真研究会発足会 |
8月 | お休み |
9月18日(木) | ロラン・バルト「明るい部屋」を読み解く |
10月16日(木) | 未定 |
11月4日~9日 | 研究発表会 |
12月18日(木) | 忘年会 |
参加費
1,000円(税込)
ファシリテーター紹介
大住 哲(Osumi Tetsu)
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大住哲さんの作品
開催場所
写真とアートのギャラリー みどりの日記
アクセスページをご覧ください。
お申し込み
皆様のご参加をお待ちしております。
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